家電によってライフスタイルそのものを提案していくという蔦屋家電。従来の家電量販店とは異なる、デザインと品質の高さを追求している商品ラインナップはとても魅力的です。
今回は、「プラウドシティ東雲キャナルマークス」のパーティールームの家電セレクトを担当していただいている、蔦屋家電エンタープライズの伊藤氏にお話をお聞きしました!
Wangan Life CREATORSとは「プラウドシティ東雲キャナルマークス」の中庭や共用施設を、みんなのイゴコチ会議で集まった声をもとに様々な企業やクリエーターと共創してイゴコチのよい空間づくりを行っていく活動です。
二子玉川 蔦屋家電は「ライフスタイルを買う家電店」として、2015年5月に二子玉川からスタートした全く新しいスタイルの家電店です。最先端の技術を駆使した製品からクラシックなデザインまで幅広く取り揃え、BOOK&CAFÉの空間で、家電を通してさまざまなライフスタイルをコンシェルジュたちが提案します。また、家電だけでなく、日々の生活をもっと刺激的にしてくれるインテリアや本、雑貨などを販売するアート&テクノロジーに満ちた場所です。私共は単に家電を販売するお店をつくったのではなく、モノや情報があふれるこの時代に、真に生活を豊かにするライフスタイルを提案するために「蔦屋家電」というプラットフォームを生み出したのです。モノに溢れ、プラットフォームを競う時代だからこそ、その提案力が顧客価値になると考えました。
「二子玉川 蔦屋家電」 二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット(2015年5月OPEN)
一般的な家電量販店では、デザイン、品質、ライフスタイルの提案より、価格ばかりが訴求されているケースが多いのが事実です。蔦屋家電では、そうしたモノ軸の提案ではなく、その製品をご自宅で使うことで、どのように生活が変化するか、といったコト軸で提案することに注力しました。それによって、ライフスタイルが、ちょっとハッピーになる発見の場、そういう場にしたいという思いから蔦屋家電はスタートしました。いわば、「家電の万博」・「家電の美術館」・「家電の博物館」というような生活提案型の家電をラインナップしています。
今回の「プラウドシティ東雲キャナルマークス」がターゲットとするお客様は、もともと、蔦屋家電がターゲットにしているお客様と似ていると思いました。より豊かに、より便利に、よりていねいに暮らしたいと望むお客様です。ですので、家電のご提案にあたって特別なフィルターは必要としませんでしたし、私共のお店がご提案できるものと合致していました。
蔦屋家電のお客様は30代から40代が多く、そして女性のお客様が6割と、これは一般的な家電店と比較してもめずらしい構成だと思います。ですので、自然と私共がセレクトしている家電がマッチするのではないかなと感じでいます。
「プラウドシティ東雲キャナルマークス」は、個人的に見ても、センセーショナルでインパクトのあるマンションだと感じています。
自分で住むなら、やはりデザインを大切にした空間に仕上げたいと思います。ライフスタイルを提案するという点においては、やはり見た目の要素というのは強いんです。どんなに素敵な家具やインテリアが揃っていても、家電のデザインが良くないともったいので、調和のとれた家電を選ぶことが大事だと思います。
「みんなのイゴコチ会議」サイト内で「パーティールームをどのように利用したいですか?」というアンケートを実施したところ、「友人や会社の同僚を呼んでホームパーティーを開催」に多くの票が集まりました。
日本人は、パーティーのような場に対して、まだまだシャイなところがありますね。でも、家庭に置けなくてもパーティールームに楽しい仕掛けのある家電があれば、パーティーの敷居も低くなると思うんです。「よし、パーティーをやろう」という手助けになる家電をご提案しました。
バーミキュラ ライスポットは、もともとお鍋のメーカーがつくったもので、下がポットになっているのでコンロに置かなくてもいいんです。コードが届く場所であれば、どこでも調理できます。つまり、パーティーをしている間、部屋のど真ん中で調理を楽しむことができます。パーティーの最中に、さあ次はミネストローネができましたよ、なんていうシーンもワクワクします。
パーティールームの外にテラスもあるので、ホットプレートやライスポットを外に出して、テラスのテーブルを囲んで食べるのもいいですね。
次に「カジュッタ」という面白い製品を紹介します。これはレバーを動作するだけで、果物の中の果汁をきれいに絞って、果物の形のままストローをさしてジュースとして飲めるというものです。こういう製品は一般のご家庭ではあまり目にされないと思うんですが、パーティーシーンにあると盛り上がりますよね。おいしいだけでなく、作るさま、作る工程で盛り上がるんじゃないでしょうか。
お友達とのホームパーティーでも活躍しそうな、オランダのプリンセスというメーカーのホットプレートもおすすめです。なぜ白なのかというと、セラミックでできていて、焼く時以外にもお皿として使えるんです。見た目にもスタイリッシュですし、パーティーのときにいろいろな用途で楽しめます。最初にオードブルをお皿に盛って飾って、食べ終わったらこの上で肉などを焼いて調理できるのも面白いですね。
「パーティ−ルームに必要なアイテムは?」というアンケートでは、スピーカーや大型調理器具が人気でした。
自分の好きな音楽を自由に流せるBluetooth対応スピーカーや空気清浄機などの、品質の良さはもちろんインテリアの引き立て役になるような、誰もが使ってみたくなるアイテムもご用意しています。
蔦屋家電のビジョンとして、これからこういう生活を提案したいという具体的なものは実はあまりないんです。家電、本、雑貨を通して、時代時代に合わせた世の中の情報をうまく編集してお届けする、いわば半歩先のライフスタイルをわかりやすく、いち早くご提案していくというのが目指すべき方向性になります。「プラウドシティ東雲キャナルマークス」でも、まるで我が家にいるようなアットホームなパーティを、気軽にご家族やご友人同士で集まって楽しんでいただけると嬉しいですね。
蔦屋家電エンタープライズ 伊藤氏のお話、いかがでしたでしょうか。
プラウドシティ東雲キャナルマークスのランドスケープデザインやインテリアと調和するよう選び抜かれた家電たち。
デザインを大切にした遊び心ある家電と過ごすパーティーは、住む人だけでなくお友達や同僚も笑顔にしてくれそうです。
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