みんなのイゴコチ会議

Vol.04

青山ブックセンター
インタビュー

今回は、中庭に面したライブラリーに取り揃える約400冊の本のセレクトを担当された、青山ブックセンター ブックコンサルタントの須藤氏にお話をお聞きしました。

「プラウドシティ東雲キャナルマークス」のコンセプトを元に選書されたライブラリー。イゴコチの良い空間が、またひとつ生まれそうです。

WLCとは?

Wangan Life CREATORSとは「プラウドシティ東雲キャナルマークス」の中庭や共用施設を、みんなのイゴコチ会議で集まった声をもとに様々な企業やクリエーターと共創してイゴコチのよい空間づくりを行っていく活動です。

青山ブックセンター
ブックコンサルタント 須藤夕香

お客様に求められる良質な本を、
時代に合わせてご提供しています。

もともと青山ブックセンターという書店は、場所柄、モノづくりに関わる方や情報への感度が高いクリエーターの方にご利用いただくことが多かったため、プロフェッショナルに向けた品揃えを続けてきました。現在では、デザイン家電の普及など時代の流れに伴って、より幅広いお客様に青山ブックセンターの品揃えを楽しんでいただくようになっています。特に本店を構える青山というエリアは食文化やファッションの発信地でもありますので、質の高いライフスタイルに関心を寄せるお客様に向けて、より豊かで創造性に富んだ本を提供したいという思いを大切にしています。

本を読むというスタイルが変わっている中で、
本があることの豊かさをお届けしたい。

マンションやオフィスライブラリーの選書を行うブックコンサルティングサービスは、2010年くらいから事業化してきたものです。現在はパソコン一台で仕事が完結するということもあり、ライブラリーを導入することで、あえて立ち上がって本を取りに行くという「動き」を取り入れるオフィスも増えています。本をめくる、触る、本のタイトルからヒントを得る、立ち上がって本を手に取るといった「動き」が見直されてきていると実感しています。

現代はインターネットの検索から本探しが始まることも多くなっていますが、そうした形ですと、個人の限られた知識やその繋がりの中だけで本を探してしまいがちです。しかし書店やライブラリーなら、個人の関心以外のものに出会えるきっかけが生まれます。

パソコンやスマホの画面上で見ることとは異なり、アナログな本は物としての形や重さを感じられる良さもありますし、例えばお子さんと親御さんが本を一緒に持ちながらページをのぞきこむなど、体感として読むことができる楽しさがあります。

イメージ

都心に暮らす方々をイメージした
「食」「インテリア」「子育て」「仕事」などの本をセレクト。

今回の「プラウドシティ東雲キャナルマークス」でのライブラリーは、身近にリアルな本に触れられる場所が少なくなってきた現代だからこそ、有意義に活用いただけたら嬉しく思います。入居者の皆様に同じ本をシェアしていただくことで、個人では購入しづらい価格帯の図鑑や写真集、「この本いま人気だよね」といった会話のきっかけとなるような本と出会っていただけたら幸いです。

ライブラリー完成予想CG

野村不動産様との打合せの中で、本件にお住まいになる方のイメージとして「自分らしさ」「こだわり」「本質を見極める」「既成概念にとらわれない」といったキーワードが出てまいりました。そういった、ご自身のライフスタイルに対して意識の高いお客様を想定した選書テーマをご紹介します。生活という観点から「素材にこだわった食」や「デザイン性の高いインテリア」「情報とモノの整理術」といったテーマ。見聞を広げたり教養に触れていただくという観点から「プロダクトデザイン」「アート」「建築」「旅」。都心での共働きやテレワークを想定した「働き方」「これからのキャリア形成」「世界の動き」など。そしてご家族で一緒に楽しめる写真の美しい図鑑や絵本なども選書予定です。

たとえば、ワインの本をみんなで眺めながら
ホームパーティを楽しんでいただきたい。

およそ400冊の本をライブラリーを含む共用部分に設置する予定ですが、共用施設と関連した本として、『自然派ワイン入門』という本をご提案しています。ワイン産地の美しい写真と品種についての知識を、パーティルームを利用しながら皆さんで手にとって共有していただけたら、会話も弾むのではないかと考えて選書しました。

「自然派ワイン入門」エクスナレッジ

「プラウドシティ東雲キャナルマークス」ならではの選書として、円形の建物形状から着想を得た本があります。フィンランドの建築家アルヴァ・アールトの作品集です。アールトは建築物やプロダクトの中に自然の造形や曲線を取り入れたという個性もさることながら、なんと多言語をマスターしながら世界中で活躍したというユニークな存在です。「しなやかさ」「有機性」「やわらかさ」などを、本物件の建物とともに本からも感じていただけるような選書をしたいと考えています。

外観完成予想CG

東雲という湾岸エリアに関連して、ランニング、サイクリング、そしてヨガやトレーニングを楽しむための本もお勧めです。運動をすることで脳細胞が活性化するという内容の『脳を鍛えるには運動しかない!』、こんなタイトルが視界に入るだけで、運動のモチベーションが高まるのではないかと思います。また、ワーキングスタジオにはデザインやアート関連の洋書や装丁の美しい本をご用意します。フォントやレイアウトを含め、本のデザインの違いや多様性に接していただけたらと思います。

ジョンJ.レイティ 「脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方」NHK出版

中庭で星や生き物などを眺めながら、
子どもといっしょに図鑑を読む時間をお過ごしください。

今回、「みんなのイゴコチ会議」のアンケートを見て、ライブラリーに置きたい本のカテゴリーとして、アウトドアに関するものへの要望が高いことがわかりました。

みんなの声

■プラウドシティ東雲キャナルマークス Vol.6〔設問1〕「ライブラリーラウンジに置きたいカテゴリーは?」

  • アウトドア
  • 食・お酒
  • ヨガ・健康
  • 話題書・ベストセラー

アンケートを受けて、アウトドアや自然に関する本なども充実させる予定です。「プラウドシティ東雲キャナルマークス」には、敷地の中心部分に大きな中庭がありますので、星を眺めたり、草や花、昆虫や鳥など自然観察をしたりといったことにライブラリーの図鑑を役立てていただけたら嬉しいです。

イメージ

青山ブックセンター 須藤氏のお話、いかがでしたでしょうか。

自分が関心のあるもの以外の本との、出会いのきっかけになるライブラリー。

本を手に取って開いたり読んだりし“体感”ができるライブラリーは、家族の時間をより豊かに、また、自分の世界を広げる素敵な空間になりそうです。

表参道より徒歩7分、デザイン・広告・写真・アートなどクリエイティブ系の書籍と、料理やインテリアなどのライフスタイル書が充実した書店です。本を通じた学び場としてのスクールが充実していること、著者を招いたイベントを開催することで、読者・著者・書店の関係性を近いものに保てるよう務めております。

詳しくはこちらから http://www.aoyamabc.jp/

※掲載の外観・中庭・ライブラリー完成予想CGは計画段階の図面を基に描いたもので実際とは異なります。また、今後変更になる場合があります。外観の細部・設備機器・配管類等は一部省略又は簡略化しております。タイルや各種部材につきましては、実物と質感・色等の見え方が異なる場合があります。植栽については特定の季節の状況を表現したものではなく、竣工時には完成予想CG程度には成長しておりません。

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